創業大正3年、創業当時は染色機械の設計と製作を行い主に繊維向け機械製造を行っておりました。
その後、形態をロール業に変え長年に渡り国内大手製鉄所、製紙会社のロール製作とメンテナンスにて技術を研鑽して参りました。また近年のエネルギー事業を背景にタービンローターやモーターシャフト、ポンプシャフト・リチウム電池用のプレスロールなど高精度ワークに対応する為、設備増強とスキルの向上に弛まぬ努力を行っております。
『円筒研削盤』『大型CNC旋盤』『門型5面加工機』『溶接』『バランシングマシン』など、創業100周年の実績に裏付けされた加工ノウハウはベテラン社員から若手社員へ体系化されたプログラムにより確実に継承され、また全社員、国家技能検定の取得に取り組んでおり技能技術の研鑽体制は浸透しております。
「品質の証明」ものづくりにおいて欠かせないキーワードです。当社は、品質マネージメントシステムISO9001を認証取得しており、創業大正3年から蓄積した加工技術と融合することで、多くのお客様の信頼に応えご満足頂いております。また近年、当社は品質管理の強化に積極的に取り組んでおります。
製品の精度は年々厳しくなっており、ミクロン単位の寸法証明を行う為、最新鋭の研削機には自動測定装置を設置、また三次元測定機の導入を予定しており、変化する時代のニーズに対応できるよう設備更新を進めております。
当社では機械加工はもちろん材料調達からゴムライニング、メッキ、溶射などの表面処理も責任を持って一括し受注対応致します。また図面が無い場合にも必要に応じて現物のスケッチ及び内部構造は超音波探傷にて診断、図面を作成し製品を製作する事も可能です。
弊社グループ会社に関東全域を網羅する運送部門(小出運輸㈱)があり、また遠方への納入や重量物の輸送に関しては提携している運送会社にて対応しています。
70人余の従業員が15時間、2交代体制で機械を操作し「お客様の操業を止めない」体制を取れる事が強みです。圧延ロールの研磨では「当日受注、翌日納品」等の緊急対応も日常的に行っています。
例えば製鉄所において、突発故障によるライン停止は甚大な損害を被ります。『有事の特急対応は我々にとって必須の条件』であり、お客様に必要とされ感謝される企業であるべく、日々取り組んでおります。
小出ロール鐵工所は、千葉県にある習志野工場を起点とし、関連会社の小出運輸をはじめとした安全でスピーディーな納品を行っております。