代表取締役 小出 明治
小出ロール鐵工所は、ハイテク技術を取り入れながらも自動化できない多くの仕事があります。ものづくりは物事に興味を持ち、面白さを感じることから始まります。現代は興味の対象が多様化し若い人がものづくりに興味や関心を持てなくなっているようです。
実際に体験してみれば面白いことに気付くはずなのにと思います。学生のみなさんには、まずは手と頭を使った仕事に興味を持ってほしいですね。
技術の継承という観点では、当社は体系化されたプログラムをつくり、これまでの実績により蓄積したロール加工のノウハウを、ベテラン社員から若手社員へと継承しています。また、全社員が国家技能検定の取得に取り組んでおり、技能技術の研鑽体制が浸透しています。
私と一緒にロールのメンテナンスで業界を変革しましょう。そして、常に向上心を持ち自ら考える集団の一員となってくれる皆さんに出会えることを、心から楽しみにしています。
中小企業の寿命が２０年～３０年と言われているこの時代。要因の一つに後継者不足があげられます。1代で働ける期間は長くて40年。後継者がいなければ企業としての存続が危うくなってしまいます。
第一次世界大戦開戦の年、1914年（大正3年）創設の小出ロール鐵工所は長年“後継者の育成・事業継承の準備”を確実に行い、事業継続を意識した経営を積み重ね、長期継続企業として創業１０５年目を迎えることができました。
堅実な事業活動により別表の通り平成24年～平成30年度の売上は増加しており、創業200年を目指し盤石な地盤固めを行っています。
営業部
既存顧客へより良い製品の提案をしつつ、新規顧客獲得のために展示会・商談会出展の準備も行っています。関東を中心にした“東日本営業部”と、西日本を中心にした“西日本営業部”、そして忙しい営業マンのサポートとして女性が活躍している“営業事務”の3つの部門で構成されています。
品質管理部
製品を造るためのスタートである“設計課”と、ゴールを担う“品質管理課”で構成されています。お客様により良い製品をお届けする要の部署です。
製造部（生産管理）
営業部が受注してきた製品をお客様のご希望の日程に納品するために、どの機械で!? どの順番で!? 加工時間は!? を考え細分化して工程を作成します。各加工グループに指示を出しながら管理をする部門です。
製造部（各加工グループ）
“研削グループ”、“切削グループ”、“加工・設備グループ”の3つのグループがあります。
各機械を操作し、溶接作業や手作業による仕上げ加工などを行いながら、図面通りの製品を製作します。
安全衛生推進本部
“人”と“製品”を守るためのパトロールを始め、従業員に向けての安全教育。工場内の安全のために、柵や通路の制作も行っています。
業務部
経理・総務・人事を担う部署です。給与計算から、採用、社員旅行の企画等、会社の運営を行っています。
